[相手の心を掴む]最速で親密になれる質問と、会話の鉄則

コミュ力

ヤッホー♪けんちゃんです。

まだそこまで仲良くなっていない人と話すとき、話題に困ってしまうことってありますよね。

そんなときに、自分が喋りたいことをベラベラと喋り続けるのは逆効果です。自分ばかりが喋っていると、相手は、こちらをナルシストだとみなすかもしれません。自分と相手の話す比率は、「自分3 相手7」くらいが丁度良いでしょう。なぜなら、人間は自分が話しているときは時間が経つのを早く感じるので、上記の比率を意識しておけば「自分4 相手6」くらいの絶妙なラインに落ち着くからです。

今回は、話題が浮かばないときに有効な質問テンプレートを、5つ紹介したいと思います。ポイントは2つで、「ポジティブなことを聞くこと」「相手の価値観に触れる、深い質問をすること」です。早速見ていきましょう!

最近、あなたが情熱を注いでいることは何ですか?

今回お伝えするテンプレートの中で、使いやすさNo.1なのがこの質問です。ポジティブなことを尋ねているので、相手の気分が高揚しやすいです。フォローアップクエスチョン(相手の返答を踏まえて、更に行う質問)も駆使して、相手の緊張をほぐしましょう。

例)まだそんなに親しくない友人との会話

あなた「僕はこのごろ、AIで音楽をよく作ってるよ。君は、最近、どんなことに打ち込んでる?」

友人「そうだなー。強いて言えば、フランス語の勉強かな。」

あなた「そうなんだ!たくさんの外国語がある中で、フランス語を選んだ動機は何?」

友人「いつか、凱旋門を見たいと思ってて~。」

大学生のときの自分にアドバイスを送れるとしたら、何と言いますか?

こちらは、特に目上の人に対して使いやすい質問です。「過去の自分」に向けての助言を尋ねるのがポイントです。もし、「若い人(全般)にアドバイスを!」という聞き方をすると、大人は格好をつけようとしてしまいます。その結果、「決して夢を諦めないことが大切」などといった、月並みな返答しか返ってこないことが多くなります。あくまで「返答者自身」への言葉を考えさせるからこそ、生の声を聞き出すことができるのです。

例)先輩から学びを得たいとき

あなた「先輩が、大学生だった頃の自分にアドバイスをするとしたら、どんなことを言いますか?」

先輩「『目標の数を絞れ。』って言うかな。大学生のとき、全てのことを完璧にこなそうとして、燃え尽きちゃったことがあってさ。特に大事な1つのことに注力した方が良かったな、って思ってるんだ。」

あなた「努力することにおいても、取捨選択が大切なんですね!」

もし、お金を無限に持っていたら、どんな毎日を過ごしたいですか?

これは、相手の価値観を知ることに長けた質問です。夢のある話なので、単純にテーマとして面白いですよね。

例)気になっている人との会話

あなた「もし、お金を無限に持っていたら、どんな生活がしたい?僕は、卓球三昧の毎日を送りたいな。」

相手「私は、自然の中で暮らしたいかな。私有地としての森を持って、そこでのびのびと過ごしたい。」

あなた「それは、最高に心が癒されるね!(この人とは価値観が合いそうだ。やったぞ!)」

あなたが、人生で最も誇りに思っていることは何ですか?

こちらは、1つ目の「情熱を注いでいること」同様、相手を良い気分にさせる効果が絶大な質問です。相手が何を誇りに思っているか記憶しておいて、数か月後にその話を再度振れば、相手は「覚えててくれてるんだ!」と感動するでしょう。

例)友人との会話

あなた「僕は、大学生のときに毎日、自己成長につながることを継続できたのが誇りなんだよね~。AIを触りまくって、ずいぶんクリエイティビティが育ったよ。君が、人生で誇りに思っているのはどんなこと?」

友人「人間関係が苦痛だった職場を辞める決意をして、思い切って転職したことかな。リスクを取るのは勇気が必要だったけど、それで人生が好転したよ。」

あなた「自分の人生の舵取りを自分でやったわけだね!それは、かけがえのない成功体験だね!」

あなたにとって、理想の人間関係とはどんなものですか?

これは、これから付き合っていく仲間の価値観を理解するうえで欠かせない質問です。「相手が、自分とどのくらいの距離感でいたいのか」がわかるからです。

例)新しい職場のチームメイトとの会話

あなた「僕は、『皆が1人でやっていける能力を備えながらも、一緒にいたいから協力し合う』っていう、自立した関係が好きかな。君の、理想の人間関係はどんなもの?」

相手「私は、『親しき中にも礼儀あり』ってことを心得てくれる仲間が好きだなー。実は、イジられることとかが苦手で・・・。」

あなた「OK!僕も気を付けるよ。」

会話の大原則「沈黙を恐れるな」

ここまで、5つの質問テンプレートを紹介してきました。どれも「深い質問」なので、相手の心に刺さりやすいです。もちろん、1キャッチボールで終わるのではなく、その後も相手の返答を加味して、話を膨らませていくことが大切です。コツは、「自分と相手の共通点を探す」「相手の感情にフォーカスする」といった着眼点を持つことです。こうすることで、お互い能動的に相手と向き合えるので、話が連鎖的に広がっていきやすいと考えます。

そんな中で、僕から皆さんにどうしても伝えておきたい注意点があります。それは、「沈黙を恐れないで。」ということです。

まだあまり親しくない人との会話では、つい「間を埋めよう」としてしまいがちです。しかし、僕はそれは逆効果だと考えます。無理に延々と喋り続けようとすると、お互いに疲れてしまいます。疲弊は、当然ながらパフォーマンスの低下につながります。

緊張しているのは、相手も同じです。そんなときは、「私、結構緊張してるよ。」と正直にカミングアウトしましょう。そうすることで、相手も「私も!」と打ち明けやすくなり、感情の共有によって仲良くなれるのです。

緊張によって会話が弾まなくても、相手は決して不快な気持ちにはなっていません。それを心得たうえで相手と向き合えば、素のあなたをさらけ出しやすくなるでしょう。

まとめ

いかがでしたか。質問力が備わっていると、人生がイージーモードになります。そのうえで、沈黙すらも享受できるようになれば、「余裕がある人」と相手に認識してもらえます。人は、余裕のある人と付き合いたいと感じるものです。ぜひ、質問力と心の余裕を実践によって手に入れ、「としての魅力(=コミュ力)が高いカリスマ」になってくださいね。

どうぞよしなに。

(参考文献)

 

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