ヤッホー♪けんちゃんです。
「この人、なんかすごい。ついて行きたい。」
そう感じさせるオーラを持った人っていますよね。
メンタリストDaiGoさん、リベラルアーツ大学の両学長などなど。
こういった「カリスマ」たちが備えているのが「コミュ力」です。
ただし、ここでのコミュ力とは「トークが上手」という意味ではありません。
「人としての魅力が高い」ということです。
今回は、「コミュ力=人としての魅力」について学び、人としての魅力を高めるための工夫を知ることにしましょう。
脳のリソースを最大限に使うために
コミュ力を高めるための「工夫力」を鍛えるにあたって、大前提があります。それは「自分にも他人にも嘘をつかないようにする」こと。嘘をつこうとすると、人間は脳のキャパシティを嘘作りに持っていかれるため、思考力が低下します。これでは、「一挙手一投足に凄みを持たせる」ことなどできるはずがありません。
ありのままの自分をさらけ出すことが、あなたがカリスマになるための第一歩なのですね。
人格性の構文
まずは、「話し方」にフォーカスして工夫をレクチャーします。そこで鍵になるのが「人格性の構文」です。
これは、「自分の考えを伝えるときは、(事実)+(感情)+(要求)の順に述べましょう。」というテンプレです。
この型を外れてしまうと、相手からは幼稚に見えてしまうんですね。わかりやすい例が、「怒ってムキになる人」です。このように「感情が幼い人」は、当然ながら自分の意見を通すのが困難になってしまいます。
それに対して、人格性の構文を使いこなせれば、極めて冷静に相手と対峙できるので、相手に一目置かれる可能性が高まります。
例えば「自分がミスをした際に、相手に根も葉もないことまでもでっち上げられたとき」の反論を考えてみましょう。ここでNGなのが「怒りで我を忘れる」ことです。怒っている人間は思考力が低下しているので、結局負けてしまうことが予想されるからです。
ひたすらに自己主張をして相手を攻撃するのではなく、人格性の構文に則ってみましょう。
(事実)今回、あなたは根拠のないことを吹聴し、私を貶めました。
(感情)それを受けて私は、非常に不快な思いをしました。
(要求)本件で納得しかねるのは、あなたが、私の立場が弱いときに事実無根の陰口を言っていたことです。そうやって姑息な手法で人を陥れるのではなく、正々堂々と証拠を持って発言してください。
これが、カリスマティックな反論術です。もちろん、話の通じない性格が悪い人間とは、議論せずにブロックするのがベストです。
しかし、どうしてもその人間と関わらなければならないとき、この構文があなたを助けてくれるかもしれません。少なくとも、キレ散らかすよりは有利に事を進められるはずです。
先出しマインドで、優しさを示せ
ここからは、「人柄」の話に入ります。と、いうのも「私はトークが上手い」と思い込んでいる人に限って、自信過剰で威圧的なコミュニケーションをしていることが多いからです(自戒)。こういったナルシシズム過剰の人間ほど、自分の能力を過大評価しがちなのです。これを、心理学用語で「ダニング・クルーガー効果」と呼びます。僕も日々、陥らないように気をつけているトラップです。
相手の心を掴むには、「まず自分から与える」ことが不可欠です。そういった、親しみやすくて温かい人間ほど、長期的に見て人がついて来る可能性が高まります。
「見返りを求めずに、親切をすること」。それを心得ているトップギバーこそが成功するように、人間社会はできているんですね。
ちなみに、親切と自己犠牲は全くの別物です。自分をすり減らさずに親切をするには「アダム・グラントの5分ルール」がおすすめです。
このルールは、「困っている人を見かけたら
①自分が5分以内に解決できること
②自分の得意を活かせること
であれば助けるべし。①、②を満たさなければ更なる適任者に委ねなさい。」というもの。
自分が無理なく手を差し伸べられて、助ける側も助けられる側もハッピーになるための原則です。
まとめ
いかがでしたか。人としての魅力が高いカリスマとは、声がデカくて口が達者なナルシストではありません。
自分から相手に貢献しにいき、人格性の構文に基づいて考えを述べられる人こそが、真の人たらしなのです。
「今日、あなたはこの記事でコミュ力について学びました。
最後まで読んでくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。
もしよろしければ、この工夫を実践すると共に、他の記事も覗いていただけると幸いです。」
以上、人格性の構文に当てはめて締めくくってみました!どうぞよしなに☺️
(参考文献)
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